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栃木屋2015 新卒採用サイト

おもちゃ箱みたいな面白さをみつけられる会社

  • ★2024年卒業の求人の公開しております。

    ★2023年卒業の求人は終了いたしました。

    ★中小企業しごと魅力発信プロジェクト「東京カイシャハッケン伝！」に栃木屋が掲載されました。

    ★栃木屋 就活相談窓口

    　「就活に不安がある…」「色々と聞いてみたいことがある」という方は

    　是非メールにてお問い合わせください。人事課の社員が疑問にお答えいたします。

    　詳しくはこちら

代表者挨拶 Greetings

【最高の財産は仲間】

私たちの仕事は「あらゆる産業のお役に立つ製品作り」の精神のもと、お客様にあらゆる提案をしています。
その中で最も重要なことは、強いチームを作ることです。個々にアイデアを提案し、お互いに刺激を与え、協力し合い目標を達成させる。当社はそういった個々の力を最大限に引き出すことができる環境づくりを行っています。
その為には、更なる国際企業としての展開を行い、又、女性が活躍のできる企業になることも重要な環境づくりの一つです。
会社にとって最高の財産は「仲間」です。仲間はお金で買えるものではありません。最高の仲間と協働し苦難を乗り越え、共に笑う。そういうチームをいっしょに作りましょう。

代表取締役 栃木一夫

栃木屋力って何だ？ About

01. 栃木屋力って何だ？

小さな部品一つにも、機能や性能、デザインがあります。
あらゆる用途や使用環境に対応した機構部品をゼロから生み出すのも栃木屋力のひとつ。
入念な調査の上に、技術と発想が相まって、オリジナル製品が誕生します。
そこには揺るぎない自信とプライドが存在します。

02.「機構部品」、実はあなたも触れたことがあるのです！

友達に借りたノートをコピーしようとしたら用紙切れ。用紙を補充しようと引き出したトレーがスムーズに動いたのは、“スライドレール”という機構部品が使われているから。
卒業旅行で新幹線に乗り込んで、ちょっと上着を掛けようと壁に目をやると、そこには“ハンガーフック”が、使用時以外は邪魔にならないよう機能的に装着されています。

03.「機構部品」言葉を生み出した企業の原点は、
大正2年にさかのぼる。

1913年(大正2年)に金物小売業として開業した栃木屋。1937年に機構部品の製作販売を開始しました。今では業界にも浸透し、当たり前のように使われる「機構部品」という言葉。この言葉を生み出したのは、実は当時の栃木屋なのです。
今や「栃木屋」といえば「機構部品」、「機構部品」といえば「栃木屋」といわれるゆえんがここにあります。

04.求められて広がり始めたグローバルネットワーク

国内で信頼される部品は、海外でも求められる。アメリカ、中国、タイ…、栃木屋のグローバルネットワークは今後も広がりをみせることでしょう。

商品知識ゼロからのスタートでＯＫ。
理工系・文系・体育系、男性・女性共に活躍！

栃木屋では、理工系や文系、あるいは国籍といったものにとらわれない様々な個性や技能が広く求められています。社員の出身学科を見ても実に多種多様。
こうした偏りのない人材の結集が、新しい発想や相乗効果を生み出し、栃木屋力の源となります。

我々が求める人物像 Talent

株式会社栃木屋は2013年4月に機構部品の専門メーカーとして自信と誇りを持ち、創業100周年を迎えることが出来ました。
あらゆる産業にお役に立てる高度な「技術」を育て、安定した「品質」を確保し、価値ある「モノづくり」のお手伝いをしてまいりました。
それらによってお客様からの「信頼」が得られ、より良い製品を社会に提供できると考えています。
「技術」「品質」「モノづくり」そして「信頼」全てに関わるのが人の力です。
企業が永続的に成長を実現する為には社員一人ひとりの成長が最も求められています。
栃木屋がこれから新しい歴史を築いていく為に
①既存概念にとらわれず、自分の考えをしっかり持ち、新しい発想のできる人
②様々なことに興味を持ち、周囲と協働できる人
③新たな成果を創出する為、勇気を持ってチャレンジすることのできる人
共に次代を切り拓いていく仲間を待っています。

常務取締役 山口直輝

募集要項 Guidelines

募集職種

2024卒 採用情報

 

栃木屋ではコース別（職種別）に採用を行っています。

応募時の段階で希望するコース、営業職は勤務する営業所も選択することが出来ます。

 

※求人票(PDF)

 

 

【営業コース】　各1~2名募集

勤務地の希望を一覧から選択することが出来ます。

＜勤務地＞

・本社営業

・横浜営業所

・大阪営業所

・福岡営業所　定員に達し募集終了いたしました

・多摩営業所　定員に達し募集終了いたしました

・川口営業所　定員に達し募集終了いたしました

・北関東営業所　定員に達し募集終了いたしました

＜仕事内容＞

■「買ってもらう」のではなく「採用してもらう」のが栃木屋の営業

ルート営業を中心とした提案活動を行います。お客様はモノづくりをしている企業で、設計者や部品購入の担当者とお会いします。

部品は適した用途・材質・サイズでなければ使用できないので簡単には売れません。

そこで、新製品に取り付けていただくための提案をします。

もし新製品の部品に採用されると、継続的な販売が見込めるからです。

また、お客様に少しでも寄り添えるようオーダーメイドも賜っています。

素材やネジ穴の位置、大きさなど細かく伺い、希望通りの機構部品をお客様と作り上げていくこともあります。

お客様の情報を聴きだす話術だけでなく、小さなことでも拾っていく傾聴力も栃木屋の魅力になっています。

 

 

【営業事務】　2名募集　定員に達し募集終了いたしました

＜勤務地＞

栃木屋R&Dセンター（埼玉県川口市末広1-26-16）

 

＜仕事内容＞

オフィスワークとなります。

お客様からメール・電話でご注文を頂き、管理ソフトで受付処理を行います。

その他に、製品に関する問い合わせを頂きましたら、担当部署と連携を取って

お客様に回答します。

また営業マンと定期的に連絡を取り、お客様の情報共有や業務サポートを行っています。

 

 

【設計開発コース　理系限定】　1名募集

業務の都合上、どの担当になっても3DCAD及び2DCADを使用します。

専攻は問いませんが理系限定とさせていただきます。

 

＜勤務地＞

栃木屋R&Dセンター（埼玉県川口市末広1-26-16）

 

＜仕事内容＞

■製図・性能試験など商品開発に関する業務を行います

製図は、2DCAD、3DCADを使用します。

鍵や蝶番など両手に収まるようなサイズの製図が中心です。

CADの操作方法は先輩社員が丁寧に教えるのでご安心ください。

ゆくゆくは新製品の開発にも携われるよう目指します。

性能試験は、製品の耐荷重計測や、海岸付近やクリーンルームを想定した環境下で耐久試験を実施し、データの集計、書類作成をします。

いずれも個人のレベルや技能に合わせて業務を振り分けているので、得意分野を活かすことが出来ます。

応募書類

①WEBで書類の提出を希望される方

　マイナビ2024でエントリーいただいた方に応募方法の案内をしています。

　履歴書の提出をマイナビ上で行うことも出来るので、ぜひエントリーお願いします。

　（エントリー受付開始日：2023/3/1）

 

②上記以外の方

　履歴書（フォーマット指定なし）

　ご用意できない方は、こちらの書式を活用ください。（ダウンロード）

応募方法

①WEBで書類の提出を希望される方

　マイナビ2024でエントリーいただいた方に応募方法の案内をしています。

　履歴書の提出をマイナビ上で行うことも出来るので、ぜひエントリーお願いします。

 

②郵送希望の方

　履歴書を以下へ郵送してください。

　〒101-0047

　東京都千代田区内神田２－１１－１

　株式会社 栃木屋  人事総務部 人事課 宛

 

③メール添付提出希望の方

　saiyo@tochigiya.co.jp

　上記宛先までご連絡ください。

　※添付する履歴書は鮮明なPDFに限ります。

応募期間

充足次第終了しますので、お早めにご応募ください。

注意事項

会社説明会・インターンシップに参加していない方でも応募可能です。

求人に関するよくある質問Q&A

機構部品について全く知識がないのですが、受験可能でしょうか？

可能です。現時点での知識がゼロでも全く問題ありません。その理由は主に3つ。

新入社員研修期間中に色々教わることができる。

「機構部品」自体が実は私たちの生活にとても身近なモノなので1つ覚えれば連鎖的に覚えていける。

理工系・文系・体育系のいずれでも活躍できるセクションがそろっている。

毎年ゼロからのチャレンジをお待ちしています。

書類選考は誰が行うのですか？

各部署に在籍している選考および面接の責任者数名が書類選考にあたります。

面接試験は、グループですか、個人ですか？

グループで行う事もありますが、基本的には個人です。学生１名に対し、面接官は1～4名で行います。

煙草の煙が苦手なのですが、勤務されている方は、皆さん仕事机で煙草を吸われるのでしょうか？

全ての部署において、指定喫煙場所以外での喫煙が禁止されていますので、ご安心ください。

お問い合せ

万一ご不明な点がございましたら、次の番号までご連絡ください。

学生ならびに各大学・短大・専門学校の就職ご担当者様

専用番号　03-3254-2048

受付時間　祝日を除く月～金曜日の10:00～16:00（12:30～13:30除く）

【ご注意】この番号は、応募を検討している方、ならびに各大学・短大・専門学校の就職ご担当者様のみが利用できる番号です。採用関係・人材派遣－紹介・就職サイト運営などに関わるあらゆる企業、およびそれらを含むあらゆる営業や調査関係者の使用と記録を厳にお断りいたします。

会社概要

・勤務時間…9:00～17:30　（内１時間は昼食休憩）
・休日…完全週休二日制（土・日）、祝日、夏季休暇、年末年始休暇
・年間休日…128日以上
・加入保険…健康・厚生・労災・雇用
・教育制度…新入社員研修、OJT研修、商品研究会、E-ラーニング、外部セミナー研修、フォローアップ研修
・試用期間…3ヶ月

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先輩社員紹介

営業職　阿部隼人（2006年 入社）
新ブランド『LILIEL（リリエル）』と、新たなお客様をつなぐ役割を担っています
栃木屋が新たに立ち上げた住宅設備部品のブランド『LILIEL』で営業をしています。栃木屋が手がける「機構部品・機械部品」の分野でも、住宅分野は従来のフィールドに比べ、より一般消費者に近く、より多くの人の目にとまりやすい分野です。『LILIEL』は当社にとって大きなチャレンジであり、今後の社運を左右すると言っても過言ではありません。そして、そうしたプロジェクトの営業として大きな責任を任せられていることに、大変なやりがいを感じています。
営業として心がけているのは「お客様のお話をしっかり聞く」ということ。住宅分野は栃木屋にとって未開拓の分野であり、これまでの製品カタログでは不十分です。よって製品は、お客様（住宅機器メーカー）のご要望に応じる「完全オーダーメイド」。製品開発は、私たち営業がお客様のご要望を社内の開発部門に伝えることからスタートします。つまり、営業がお客様のご要望を精確に理解していないと、その後の製品開発に支障を来す場合があるのです。営業のコミュニケーションがあって初めて、新たなお客様と当社の技術力を繋ぐことができる。そんな意識をもって日々の業務に臨んでいます。
営業職　阿部隼人（2006年 入社）
問題が起きたときどう動くか。それが「信頼」につながります
今でこそ重要なプロジェクトを任せてもらえるようになりましたが、入社当初は、正直営業が得意ではありませんでした。特に苦手だったのがクレーム対応です。納品した部品に不備があった場合などは、当然営業担当が謝罪に伺わなくてはなりません。私の場合「怒られるのではないか」などの不安が先に立って訪問を先延ばしにしてしまい、さらにお叱りをいただくという悪循環に陥っていたんです。
これではダメだと意を決し、ある時「部品が壊れた」というクレームの後、直ちにお客様の所へ伺いました。客先で詳しくお話を聞いていくうちに、部品の使用方法が原因と判明しました。そこで対処方法をご提案したところ、お客様にも納得していただくことができました。そのお客様には、その後ことあるごとにご相談をいただけるようになり、今もよいおつき合いが続いています。
この出来事から、私は「お客様に信頼されること」の重要さを実感しました。そして、信頼を得るために何をすべきかというヒントも得られました。モノを売ることだけじゃなく、お客様から栃木屋への信頼を獲得するのも営業の仕事なんだ。そう気づいてからは、営業が楽しくなってきましたね。
営業職　阿部隼人（2006年 入社）
「シロウト」大歓迎！ 何気ない発言が商品開発につながることも
「機構部品」という言葉は栃木屋が作ったと言われています。「機構部品＝栃木屋」というイメージを持つお客様も多くいらっしゃいます。当社の強みは、その歴史に裏打ちされた技術力です。作れない機構部品はないと言ってもいいくらいだと思います。ただしそれは、営業によるお客様との関係作りがあってこそ。そこは強調しておきたいですね。
私にとって栃木屋は、お客様のご要望に自分の技術で応える、アイデアを製品として実現するといった、「ものづくりの楽しさ」をイチから教えてくれた学校のような存在です。社会人としての「気働き」を学べる場所です。「気働き」とは、例えばクリップが落ちているのに気づいたら拾うとか、ゴミ箱がいっぱいになっていたら捨てにいくとか、当たり前のように誰かがやっていたことを自分が率先してやってみるということです。営業としてこれができるのとできないのとでは大違い。お客様の意図を汲んで動くためにも欠かせない要素です。
既存の商品数も膨大で、営業として覚えるべきことはたくさんありますが、いい意味での「シロウト」としての視点も大事にしてほしいですね。「この部品がこんな風に動けばいいのに」とか「この部品、こんな場面でも使えるのでは」といった何気ない発言が、新たな商品開発につながり、栃木屋に新たなステージをもたらすこともありますから。
品質保証部　石井孝典（2011年 入社）
お客様から頂いたご意見を、製造工程の改善のためにフィードバック
私が所属する品質保証部 品質管理グループでは、いわゆる「クレーム対応」を行っています。本来あってはいけないことなのですが、まれに製造・納品した製品に不備が生じてしまうことがあります。そこでお客様から営業にいただいたご意見の内容を精査し、製造工程の見直しを行い、同じような不備が2度と起きないようにするのが私たちの役目です。
例えば製造の過程が原因だと分かれば、取引先の工場に行って「なぜミスが起きたのか」「ミス防止のためには何をすればよいのか」を共有します。その際気をつけているのは、工場に「指導する」のではなく「支援する」というスタンスをとること。工場は製造のエキスパートですが、その一方で品質管理・保証については規模などによりバラつきがあります。そこで、当社が持っているノウハウを提供し、お互いにとってベストな方法を探るのです。
お客様からのクレームに対し場当たり的な対応を取っていたのでは、やがて新たなミスを招いてしまいます。そうではなく、いただいたご意見をお客様・取引先工場・当社の3社が未来志向でより良い関係を築くための契機とすること。それこそが、品質管理の役割だと認識しています。
品質保証部　石井孝典（2011年 入社）
ものづくりのクオリティーを担保。その「責任」が魅力です
「自分が考えた再発防止策で、製品不良を改善できた」そう実感できる瞬間が、この仕事のやりがいです。当社の製品は何百、何千という単位のロットで動いているので、それだけの数のなかから検査を経て不良品が一つも出なくなってはじめて「改善した」ということができるのです。対応には当然スピードも求められますので、独特の緊張感がありますが、技術に強みを持つ当社の「ものづくりのクオリティー」を担保する役割に魅力を感じています。
栃木屋では、「品質は上流から作りこむ」という基本姿勢のもと、クレームへの対応を社内的にも重要な業務として位置づけています。具体的には『クレーム撲滅プロジェクト』として、年間の数値目標を掲げ「不良品を作らない・不良品を市場に出さない」体制の構築に努めています。今年は順調に数字を達成できており、今までの私たちの取り組みが着実に効果をあげられているという実感があります。
私は、入社当社からこの仕事を担当させてもらっています。周囲からは「大変そう」といわれることもありますが、部署には経験豊富なベテラン社員が多く、いつも助けていただいています。
品質保証部　石井孝典（2011年 入社）
もっともっとレベルアップして、日本のものづくりに貢献したい
当社では4500種類を超える製品を製造しており、その製造方法も切削、プレス加工などの金属加工から、研磨やメッキ処理などの表面処理、樹脂製品の成型、鋳物など多種多様。日本のものづくりのあらゆる技術にふれられるといっても過言ではありません。これからより多くの知識を身につけて、工場とのやりとりを円滑にし、一日も早く品質保証担当として独り立ちしたいと考えています。
並行してチャレンジしているのが「品質管理検定」の合格です。先日初めての受験で3級に合格することができました。合格には、製造工程はもちろん、品質保証・管理に必要な「考え方」が求められる試験ですので、キャリアアップはもちろん、知識のバロメーターとして今後もチャレンジしていきたいと考えています。社内でも検定のための勉強会が開かれていて、先輩方も2級・1級と挑戦している方もいらっしゃいます。こんなふうに、部署内が「よりよい知識を身につけたい、栃木屋の品質をより高めていきたい」という空気に満ちているので、私もおのずと頑張ろうという意欲がわいてくるんです！
営業職　倉持 眞里奈（2013年 入社）
何気ないやり取りに、お客様との距離の近づきを実感しています
「どうしたの、倉持さん？ しばらくウチの会社に来ないじゃない？」
最近お客様からのお電話で、こんなふうに言っていただくことが増えてきました。営業担当として、契約とは直接関係ないこうしたやり取りの中に、お客様との距離の近づきを感じています。営業は移動が多く、社用車の運転がマスト。でも私は運転があまり得意ではなくて、そのことを察してか、先日訪問したお客様が駐車場で声かけをしてくださったんです。「大丈夫、大丈夫！ あ、もっと右！」って。事故でもされてはたまらないとのお考えだったとは思いますが（笑）、ここだけの話、恥ずかしさの反面、とても嬉しかったです。
都内の社員寮で生活しています。みんなで食事に行ったりすることもよくありますね。仕事の成功や失敗を共有し、仲間と共に成長を実感できるのが励みになっています。
営業職　倉持 眞里奈（2013年 入社）
お客様のご要望にも対応した最適な製品を提案しています
もともと人と話すのが好きで、就職活動では自然と営業職を志望しました。こだわったのは「形があるものを売りたい」ということ。無形のサービスではなく、はっきりした形のあるものであれば、より高い意欲を持って働けるのではないかと考えたんです。そして、「お客様に自信を持って売れる商品がある会社に入りたい」そう意識した時に出会ったのが栃木屋でした。実は栃木屋の2次面接日は私の誕生日であり、強い縁を感じていました。こちらからアピールこそしませんでしたが、担当の方が気づいてくださり「縁があるね?」と言ってくださったのを覚えています。面接自体、私の趣味などについての質問が多く、他社と比べてもフランクで楽しいものでした。
入社後は、3ヶ月ほどの研修期間がありました。内容は、社会人としてのマナーから栃木屋の商品構成までとても幅広いもので、実際に部品を作ってもらう協力会社さんの工場への見学にも行きました。機構部品が作られる工程を知り、「これを私が売るんだ！」と気持ちが高まりました。
その後は先輩に同行し営業へ。1年目の11月くらいから先輩方のサポートを受けつつ独り立ちをしていきました。
営業職　倉持 眞里奈（2013年 入社）
営業の提案次第で、栃木屋の魅力はより輝く。やりがいのある仕事です
私の営業エリアは都内6区。産業機器から美容製品まで、何らかの機械を扱うあらゆる分野の企業がお客様です。栃木屋の機構部品は、それだけ幅広い分野で使われているんです。
一口に「部品」と言っても、お客様のご要望により大きさを変えたり、穴の位置を変えたり、アレンジが必要なことがほとんど。部分的な調整でも不十分な場合には、オーダーメイドの特注製品をお作りすることもあります。そうしたご注文を頂くたびに、営業として当社の技術の高さと対応力に頼もしさを感じています。
営業の立場で心がけているのは、当社の技術力を最大限に引き出せる提案をすることです。お客様の会社のある製品で当社の部品を使いたいというお話を頂いた場合、「その部品ならこんな機能もつけられますよ」というPRをさせていただきます。それにより、機能・コストの両面でお客様に大変な満足を頂けたこともあります。
当社でよく使われる「気働き」という言葉。これは、お客様の満足のために細やかな気配りをしようという意味です。まだまだ未熟な私ではありますが、「気働き」の精神で、栃木屋の技術をより多くのお客様に知っていただけたらと考えています。
技術部　小松悟（1999年 入社）
栃木屋の歴史が培った「ものづくりのノウハウ」。その一翼を担っています
栃木屋の製品カタログには4500を超える機構部品がラインナップされていますが、それでもお客様のご要望を100％叶える製品が見つからないというケースがあります。そんな時こそ、私たち技術部 商品開発課の腕の見せどころ。営業担当者からお客様のご要望を伺い、「それならこんな部品がいいのでは？」と構想を練り、CADにて図面を作成し設計をします。そして協力会社の工場で試作を行い、お客様へのプレゼンテーションを行います。そこで課題が見つかれば検証を行い、再度プレゼンに挑戦します。そうした流れを繰り返し、お客様に満足いただけるものができれば製品化となります。
機構部品へのお客様からのご要望には、一つとして同じものはありません。そして私たち技術部は、基本的にそのすべてにお応えします。それを可能にするのが、栃木屋が長い時間をかけて蓄積してきた「ものづくりのノウハウ」なのです。
製品化までの一連の工程には長い時間がかかることもあり息は抜けませんが、自分のアイデアが製品化される瞬間はたまらなく嬉しいです。何度経験しても飽きることがありませんね（笑）。
技術部　小松悟（1999年 入社）
「＋α」のご提案で、栃木屋の技術をアピールしています
最近では住宅関連の案件が増加しており、先日も住宅のポストに使われる部品の設計を手掛けました。栃木屋の技術に対するニーズの広がりを実感しています。これから街なかで自分が手掛けた製品を目にする機会も増えそうです。
技術部の一員として気をつけているのは、「使用者が使いやすく、製造者が作りやすい」設計を行うということです。お客様に図面を提出する際は、それだけでは使い方などを十分に想起できないこともあると思い、完成イメージや使用シーンをイラストにして加えるようにしています。お客様からも大変好評で、同僚も図面にイラストを加えるようになってきました。私の方法が社内に定着したようで嬉しいですね。
もう一つ心がけているのは、「お客様の要望＋αの提案」を行うこと。例えば「ドアの取っ手が欲しい」というお客様がいらっしゃれば、握り心地にもこだわって設計するという具合に。プレゼンの際、お客様に私の意図を気づいてもらえたりすると、心の中でガッツポーズです（笑）。
より多くのお客様に栃木屋の技術力を知ってもらうためにも、栃木屋だからできる付加価値について、常に考えていきたいと思っています。
技術部　小松悟（1999年 入社）
栃木屋は、「ものづくりの楽しさを教えてくれる学校」です
私にとって栃木屋は、お客様のご要望に自分の技術で応える、アイデアを製品として実現するといった、「ものづくりの楽しさ」をイチから教えてくれた学校のような存在です。
社内には、製造・販売に特化した長い歴史に基づく教育カリキュラムがあり、未経験者でもCADの使い方や図面の書き方をじっくり学ぶことができます。まずは簡単な図面の作成から初めて、徐々に仕事の全体像をつかんでもらうというのがこれまでの慣習になっています。
かくいう私も、大学時代の専攻は電子工学でした。栃木屋でのものづくりとはちょっと違う場所にいたんです。縁あって入社し、研修段階で膨大な製品ラインナップを知り、またその製造工程にふれたことで「なんて奥が深い世界なんだ」と感動し、今に至ります（笑）。
設計業務では、お客様のご要望を取り入れ、現行製品の改善・向上に取り組みます。最近では3Dプリンタも導入し、最先端のものづくり環境がさらに整い、業務の効率化が一段と進んでいます。そんな状況にあっても、製品を生み出すコツはただ一つ。提案と検証を徹底的に繰り返すことです。そしてその先には、この仕事ならではの達成感と快感が待っています。